ha1ri’s diary

云いたかったこと、云えなかったこと

夢の国の話だよ

ディズニーデートが夢でした。
望む形ではないけれど好きな人とディズニー行けたこと嬉しかった。
2年前の私はどうしようもないくらいあなたを好きでそばにいられたらいいって思ってた。だから、わかりきった事実を突きつけられても思い出を増やしたかった。あのゴーカートあなたと乗ったのが最初で最後よ。それでいい、幸せで隣に座れることが嬉しくてディズニーにいくたびに私を幸福と絶望にさらす思い出になった。
4年前の私にいってあげたい、あなたが好きだった人とディズニー行けるよって。まるで恋人かのように二人ではしゃげるよって。ずっとしんどくて傷つけてきた思いがほんの一瞬でも報われること、それだけでよかった。
言わないことを変わらぬ関係であり続けることを選んだこと、その残酷なこと、あなたがいつでも私を傷つけまた励ましたこと。でもまるで恋人かのようにはしゃぎガジェットで弾きとばされて白雪姫を笑ったことで許せる気がする。
お互いに結婚式には呼んでねと傷つけてきたこと、それを信じること、私にとってそれは正しいことだから。
あの頃間違えた選択はずっと傷を抉りながらちゃんとそこに変わらぬ形を与えてきたのだ。
大丈夫、傷ついている、大丈夫、君を好きだ
でも、言わないことが正しかった、ただそれだけのこと。