ha1ri’s diary

云いたかったこと、云えなかったこと

2024-01-01から1年間の記事一覧

いつかタイムカードを切らせてくれないか

「いつか生きててよかったと思いたいから生きます」 という言葉の 保証はどこにあるだろうか。 おなじように私は毎日死にたかったし 生きててよかったと 思える瞬間が来ることをまっていた ような気もする その人生のいつかは果たしていつなのだろう いつ来…

嘘は罰だ

君はどっちの自分を好きだった? 肩書きを隠すことなく 気楽に話せたあの人と 嘘を貫かなければ保てなかった私と どちらといる時の自分をすきだった? どちらにも少しずつずるい嘘をつく その嘘が今こうして返ってきたのだ 信じられなかった私へ 嘘をついた…

君の特大の嘘はとっくにバレていた

君がいまも黙りこくってしまうので 私は嘘を嘘と知らないままだ けれど本当は知ってしまっていた 君がついた特大の嘘は なんともあっけなく顔をだす 本当の名前を知られたら それは呪いに変わるから 教えてなんていけないよ けれど名前だけは知っていた 君の…

たった一人を選んだとて

人生は選択肢の連続であるとするならば たった一人を選んだあなたたちはなぜ こんなところに生きるのか 選んだはずのものは正解になりえなかったのか 選んだつもりが惰性だったのか 何度も選び直す勇気のない意気地無しだ どうして捨てられないのだろう 必要…

本当のことを話そう

本当のことを一つも私にはいいやしなかった あの人にも少し嘘をついていた どちらのことを愛していただろうか あなたは。 嘘をつかず、気楽にいられたあの人と 嘘をついてむさぼりあった私と どちらといた自分を好きでいただろうか 問いかけることは怖かった…

うるせぇよ、ばーか。

うるせぇよ、ばーか。 破け散った約束が 宙にまったまま消えてはくれない。 だってさ、君から言ってくれたのに、 その言葉を大事にとっておいたのは私だけで、 君は思い出すこともなくなってしまって、 したくないなら言わなきゃよかったじゃんね。 君を責め…